旗揚げ公演「上手に伝えられなくて」は大盛況の中、無事に終演を迎えることが出来ました❗
たくさんのお花 ありがとうございました。
劇場まで観に来てくださり有り難うございました✨
ギリギリでチケットが買えなかった方ごめんなさい(-_-;)
今回は都合があわずとも気にしていただいた方も有り難うございました✨
この公演に関わってくださった方本当に有り難うございましたm(_ _)m
この戯曲を舞台美術(阿部さん)に読んでもらって、まず最初の印象が、桜の木が壁から突き出ているのに違和感を覚えた(リアルでない)と言っておりました。
まぁそりゃそうだなと思いましたが、僕はそれでいいんです、お願いしますと言いました。
普通でない事は十分に承知していました。が、そもそも普通ってなんだ、と僕は思ったし、これこそがこの物語のテーマでもあるのだから…。
現代社会では普通でないと切り捨てられる、これは物でも人でも同じかと僕は感じていて、主人公(生田)の存在そのものの比喩でもある。この奇形を巡って物語は始まる。そしてそれを切り捨てようとする者と守ろうとする者、そして関わりをもたぬ者。誰が正しいのかは僕にはわからない、感覚的に言えば無関心な人が圧倒的に多い気がする、だからマイノリティなんだろうなぁ…。
無関心は人を殺すくらい残酷だと僕は思う。被災地の仮設住宅にしろ、沖縄の基地問題など解決しないまま時間だけが経っていく、そしてそのまま関心も薄れていく…。登場人物(安田)にはラスト独白でそんな事を語らせた…。
他にもメッセージは沢山あるのだけれど、何処まで伝わったかはわからない。それでも何人かの障害を抱えた方とも会って「良かったよ」と言って貰えたし、(お世辞でも、日本のダスティンホフマンと言ってもらえた(笑)) 某作業所の所長さんにも、とっても良い作品だったと直接言ってもらった事にホッとした。
何はともあれ、この公演はとても意味のある感慨深い作品になりました。そして6ステージの公演も終わってしまえばあっという間。
桜が年に一度花開く様に、この公演もほんの一時だけ劇場に華を咲かせたかな…🌸
翌日僕はトラックにのって舞台セットを片付けるために読売ランドの倉庫へ行き汗を流しました💨
そこでバッタリ10年前僕を厳しく指導してくれた当時の所長(高木さん)と再開、昔怒鳴られたことが嘘だったかの様に、僕に優しく笑いかけてくれた…😂
さて今回は終わりましたが、僕はやっと第一歩を踏み出したばかり、次回公演に向けて頑張るぞぉー❗
主宰 藤田久雄
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